オキザリス(秋~春咲き種)
オキザリス(秋~春咲き種)の特徴
秋~春咲きのオキザリスにはいくつか種類があり、一般的にはバーシーカラーやアディノフィラ、グラブラなど暖地での冬越しが容易な種類がよく出回ります。低い背丈のまま花が咲く可憐な姿に似合わず強健で、放任でも増えていく性質をもっています。花色は種類によって様々ですが、花の咲き方は似ており一重の整った形ですが、花弁が重なったように咲く種が多いです。日差しが陰っているときは花は閉じています。中にはパーシーカラーのようにつぼみの状態のときも観賞価値がある種類があります。葉はカタバミ類特有のクローバー形は少なく、繊細な印象を受ける細長い葉のものが多いです。一部の種類は寒さに弱いですが、多くは南関東以西の暖地なら屋外でも霜よけなしで冬を越します
育てやすさ:★初心者向き~★★簡単 ※品種により異なる
日光:日向を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好みます
寒さ:やや強い
季節・開花時期:10~5月 ※品種により異なる
オキザリス(秋~春咲き種)の育て方
球根は普通の秋植え球根より早めの8~9月に植えつけます。植えつけ深さは各品種の項目を参照。日当たりの良い場所に植えれば、特に気をつけなくても花は咲きます。土質にはあまりこだわりませんが水はけとやや水もちのよい土が好みです。寒さに弱い種類は軒下の陽だまりに置くか、心配なら室内の日当たりの良い場所で保護します
管理:花がらは無理に摘み取る必要はありません。鉢植えの場合は球根が詰まってしまうので2~3年程度で掘り上げます。地植えの場合は4~5年は放任でも構いません
肥料:リン酸分の多い元肥を与え、花後にカリ分の多い肥料を与えて来年に備えます
病害虫:ほとんど発生しません
オキザリス(秋~春咲き種)のデータ
科名:カタバミ科
分類:夏・秋植え球根
原産地:南アフリカなど
大きさ:背丈10~25cm 横幅15~30cm
主な見所:花(10~5月)※種類により違いがあります