ガーデン用品屋さんの花図鑑 オーニソガラム

オーニソガラム

オーニソガラムの特徴

オーニソガラムには数種あり、種によってかなり姿が異なります。よく見かけるウンベラータムのほか、アラビカムやシルソイデス、ダビウムなどが出回っています。花が美しく、園芸はもちろん、一部の種は切花でもよく使われています。花は短めの総状、または散形の花序になります。花色は白~乳白色が多いですが、ダビウムなど鮮やかな色をした種もあります。葉は細長く伸び、株は小型のものが多いですが、種によってはかなり背が高くなるものもあります

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:適量
育成環境:水はけのよい、やや乾燥した場所を好む
寒さ:地中海沿岸原産の品種は関東以西の暖地であれば屋外で越冬します。南アフリカ原産種は暖地では霜除けし、寒冷地では室内に保護します
季節・開花時期:4~5月

 

オーニソガラムの育て方

植えつけ時期は10月から11月ごろ(春植え夏咲き種は4~5月ごろ)。植えつけ深さは5~10cm程度とします。日当たりと水はけよい場所に植えます。やや乾燥した環境を好むので、あまり過湿にしないようにします。種類によって耐寒性に差があるので、半耐寒性の種(ダビウムなど)は寒冷地では保護が必要です

管理:終わった花は切り取ります。葉が自然に枯れるまで肥培すれば来年も楽しめます。夏にジメジメしやすい場所なら掘り上げたほうが良いでしょう。鉢植えの場合は葉が枯れたら雨の当たらない軒下などに移動します
肥料:元肥を施し、花後はカリ分の多い肥料を与えて肥培します
病害虫:ほとんど発生しません

 

 

オーニソガラムのデータ

科名:キジカクシ科
分類:秋植え球根(春植え球根もあり)
原産地:地中海沿岸、南アフリカなど
大きさ:背丈10~100cm 横幅20cm~40cm
主な見所:花(4~5月)