ガーデン用品屋さんの花図鑑 コンロンカ

コンロンカ

コンロンカの特徴

コンロンカの仲間にはアフリカ原産のハンカチの花(サマーポインセチア)やフィリピカ、及びその交雑種も出回りますが、たんにコンロンカといえば本種を指すことが多いようです。薄黄色の花自体は小さいですが、白いがく片がよく目立ちます。葉はやや薄い緑~濃緑色で環境によって変化します。全体的には涼しげな雰囲気です。成長はそれほど早くないので、鉢物はもちろん寄せ植えにも使えます。沖縄では庭木に使われているそうですが、東京付近では露地での冬越しは難しいです

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物ですが越冬が難しい
日光:日向を好む
水やり:適量
育成環境:乾燥には少し弱い
寒さ:弱い 10℃以上の屋内で越冬します
季節・開花時期:6~9月
主な品種:パルビフローラ

 

コンロンカの育て方

日当たりのよい場所を好みます。真夏はできれば半日陰に置きますが、そのままでも大丈夫。土は水はけと水もちのよいものを用います。風通しのよい場所なら害虫の心配も減ります。冬越しは枝を整理し、乾燥気味に管理します

管理:枯れた花は切り取ります。冬越しする場合は屋内に取り込む前に枝を整理します
肥料:初夏・夏に緩効性肥料か液肥を与えます。葉が微量要素の欠乏で薄くなりやすいので注意します
病害虫:あまり心配いりませんが、通風が悪いとカイガラムシなどが発生します

 

 

コンロンカのデータ

科名:アカネ科
分類:常緑低木
原産地:亜熱帯~熱帯アジア
大きさ:背丈40~200cm 横幅35~150cm
主な見所:花(6~9月)