エリカ
エリカの特徴
エリカの仲間は多くの種類が出回っており、花の形はベル型・筒型など様々で花色も豊富です。大別すると、南アフリカを中心とした暖かい地方が原産の種と、ヨーロッパ原産種とに分かれ、関東以南の暖地で店頭に出回っているのはジャノメエリカをはじめとした南アフリカ種やその改良交配品種がほとんどです。どちらの種類もコニファーのような繊細な葉は共通しています。株は2m近くなる大型種から50cm程度の小型種まであり、木立ち状、あるいは株立ち状に育ちます
育てやすさ:★~★★★ 品種によるが、ジャノメエリカは丈夫
日光:日向を好む 日当たりのよい場所で育てるが、できれば真夏は遮光する
水やり:少量~適量
育成環境:種類によって乾燥を好むものと、乾燥を避けるべきものがある
寒さ:やや強い(南アフリカ原産種は南関東以西の暖地では屋外でも冬を越すが、寒さが厳しい地方では霜除けが必要。寒冷地では鉢植えにして室内に)
強い(ヨーロッパ原産種は寒さに強い)
季節・開花時期:4~5月
エリカの育て方
ジャノメエリカに代表される南アフリカ原産種は暑さにもそれなりに耐え、乾燥に強く丈夫な種類が多いです。ただ過湿にはやや弱いです。それなりに寒さにも耐え暖地では地植えも可能。一方、ヨーロッパ原産種は暑さと乾燥が苦手で、暖地では育てづらく寒冷地向きです。どちらも日当たりを好みますが、できれば夏は遮光します。梅雨~夏の間は雨も避けられるとさらに良いです
管理:普段は特にすることはありませんが、伸びすぎたら刈り込みます
春と秋に緩効性肥料を与えます
剪定:花後 伸びすぎた場合は花後に刈り込みます
病害虫:イモムシやハダニ、ミノムシ等が発生することがたまにあります
エリカのデータ
別名:ヒース
科名:ツツジ科
分類:常緑高木
原産地:南アフリカ・ヨーロッパ
大きさ:背丈0.5~2.0m(5m) 横幅0.4~1.5m 葉1.5~5cm前後
主な見所:花(4~5月)