ハシカンボク
ハシカンボクの特徴
ノボタン(シコンノボタン)によく似た葉をつけますが、花は小さく株もコンパクトにまとまります。花はピンクで中心部には白がのります。白花種もあります。葉は葉脈が目立ち、葉縁には鋸歯が入ります。株は大きくなっても1m程度で扱いやすい大きさに収まります。亜熱帯原産ですが比較的耐寒性もあり、暖地では地植えも十分可能です
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む 花をよく咲かせたい場合は日向に
水やり:やや多め
育成環境:やや湿った環境を好む
寒さ:普通 南関東以南で霜よけすれば屋外でも冬越しする
季節・開花時期:9~12月 ※10~11月が最盛期
ハシカンボクの育て方
とても丈夫な低木です。日向~半日陰の乾燥しない肥沃な場所に植えれば手間もかからず育ちます。日当たりのよい場所では花つきが良くなり、半日陰の場所ではやや花つきが悪くなりますが、生育には問題ありません。むしろ真夏の直射光は葉焼けしやすくなります。亜熱帯原産ですが寒さにも比較的強く、南関東以南の暖地では霜よけ程度で屋外でも冬を越せます。ただ、寒さの厳しい年には落葉することもあるので寒冷紗などを用意して用心します
管理:花が終わったら花茎ごと切り取ります。調子がよければ2番花を咲かせてくれます。地植えの場合、冷え込む日や雪予想の日は寒冷紗などで保護します
剪定:春 自然樹形で育てますが、伸びすぎたら春に剪定します。新芽が伸びだす前か、新芽が固まったころがよいでしょう。ノボタン同様、夏以降の剪定は控えます
肥料:初夏と秋に緩効性肥料を適切与えます。秋には冬越しに向けて草木灰も追肥するとよいでしょう
病害虫:特に気になるものはありません
ハシカンボクのデータ
科名:ノボタン科
分類:常緑小低木
原産地:日本(鹿児島・沖縄)原産
大きさ:背丈0.3~0.8m(1m)、横幅0.4~0.6m(0.8m)、葉4~7cm(対生)
主な見所:花(9~12月)※10~11月が最盛期