ネジバナ

ネジバナの特徴

小さなロゼット状の株から、長い花茎を伸ばし左の写真のようにらせん状に並んだ小花を咲かせます。野草っぽさと美しさが同居した趣のある花で、よく見るとひとつひとつの花はラン科特有の形をしています。花色はピンクが一般的ですが白色もあります。濃緑の葉は楕円形で小さく、花のない時期は控えめな姿。花後一時的に葉は少なくなりますが、その後新芽が伸びだします。根は太く短めです

育てやすさ：★★簡単　比較的丈夫な植物
日光：日向を好む
水やり：適量
育成環境：適湿を好む
寒さ：強い
季節・開花時期：５～７月

ネジバナの育て方

日当たりのよい場所を好みますが、半日程度の日射量でも十分花を咲かせます。用土は水はけと通気性のよいものを用います。普通の園芸用土なら桐生砂をを４～５割混ぜて調整します。置き場所は風通しのよい所に置き、できれば雨を避けられると花もちが良くなります。底が浅めで幅広の鉢に植えると、水はけと通風を確保できるので栽培が楽になります

管理：花後に枯れた花茎を切り取ります
肥料：秋と春に緩効性肥料を控えめに与えます
病害虫：ほとんど発生しません

ネジバナのデータ

別名：モジズリ
科名：ラン科
分類：常緑多年草
原産地：日本、世界各地
大きさ：背丈３～３０cm　横幅５～１０cm
主な見所：花（５～７月）