ガーデン用品屋さんの花図鑑 ドウダンツツジ

ドウダンツツジ

ドウダンツツジの特徴

四季折々の魅力がある樹木です。春にスズランのような白い花を鈴なりにつけたかと思うと、明るい緑で小葉の新芽をだし、秋には真っ赤に紅葉します。3~4cmほどの小葉と、枝分かれしやすい繊細な樹姿です。剪定に強くコンパクトにまとまるので狭い場所に植栽できます。ツツジ科ですが、もち病やグンバイムシなどの病害虫の発生はほとんどなく、とても丈夫な性質をもっています

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:強い 暖地でもキレイに紅葉する
季節・開花時期:4月

ドウダンツツジの育て方

とても丈夫な花木で、常緑ツツジに比べ病害虫が少ないのがうれしい。日当たりのよい、肥沃で水はけのよい土の場所を好みます。半日陰でも育ちますが、紅葉の色がくすみがちで魅力を十分に引き出すことはできません

管理:普段は特にすることはありません。刈り込みが必要なら適期に行います
剪定:4月(6月・9~10月) 花が終わりかけたらすぐに刈り込めば、来年も花が期待できます。新梢が固まらない時期以外はいつでも刈り込めますが花芽を落とすことになります
肥料:肥沃な土なら無理に与える必要はありません
病害虫:ほとんど発生しませんが、日当たりや風通しが悪いと枝が枯れこみやすいです

ドウダンツツジのデータ

科名:ツツジ科
分類:落葉低木
原産地:日本
大きさ:背丈0.5~2.5m 横幅0.3~2.0cm 葉3~5cm前後(互生)
主な見所:花(4月)、紅葉(晩秋)