ガーデン用品屋さんの花図鑑 ディコンドラ

ディコンドラ

ディコンドラの特徴

緑葉のレペンスとミクランサ、銀葉のセルケアが出回っています。グランドカバーとして用いられ、花や葉を楽しむというよりは雑草抑制など実用的な用途に使われていることが多いです。芝生に比べると耐陰性はやや優れていますが、踏み圧にはあまり強くありません。葉は腎型で、葉柄のつく部分に深い切れ込みが入ります。薄黄色の花は小さくあまり目立ちません。白い毛が生えた銀葉のセルケアは乾燥に強く湿気を嫌うので育成条件も使われ方も異なります

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む 芝生よりは日当たりにシビアではないが、日向で育てる
水やり:やや少なめ
育成環境:セルケアは過湿に弱いので要注意
寒さ:強い
季節・開花時期:周年

ディコンドラの育て方

ミクランサやレペンスは日当たりと水はけ、水もちのよい場所に植えます。強い乾燥には弱く、水が足りないと葉縁から枯れこみます。一方、セルケアは強光や乾燥に強く、ジメジメした環境は苦手です

管理:横に伸びすぎたら切り戻します。縦に伸びた場合は刈り込みを行います。芝生に比べると手間のかからない植物ですが、背が低いので雑草の侵入に対しては注意が必要です
肥料:春と秋に緩効性肥料を控えめに与えます
病害虫:ほとんど発生しません

ディコンドラのデータ

別名:ダイコンドラ
科名:ヒルガオ科
分類:常緑多年草
原産地:世界の温帯地方
大きさ:背丈5~10cm 横幅20~cm(ほふく性)
主な見所:葉(周年)