ガーデン用品屋さんの花図鑑 セイヨウニンジンボク

セイヨウニンジンボク

セイヨウニンジンボクの特徴

夏から秋にかけて穂状の薄青紫の花を長期間咲かせます。葉は掌状で、株はそれほど背が高くなりません。枝が横に広がって育つので比較的横幅が出ます。葉がチョウセンニンジンに似ていることからニンジンボク、さらに原産地を冠してこの名になりました。乾燥や暑さにもよく耐えるので人気がでてきています。寒さにはそれほど強くはないですが、関東以西の暖地であればまず問題ありません

難易度: とても丈夫です
日照量: 日当たりのよい場所を好みます
水分量:~ 乾燥にはかなり強いです
耐寒性: 関東以南では問題ありませんが、強く冷え込む地域では防寒を
成長速度:やや早い ブッシュ状になり、最終的な樹高も高くないので管理しやすいです
移植:落葉期 移植は比較的容易。厳冬期は避けなるべく暖かくなってからに植えつけたい

セイヨウニンジンボクの育て方

とても丈夫な花木で、日当たりと水はけのよい場所に植えれば、まず大丈夫です。ジメジメしやすいところは避け、やや乾燥した場所に植えつけます。寒さの厳しい地域では防寒対策が必要になります

管理:しなくても構いませんが、なるべく花がらを切り取ります
剪定:冬~初春 春以降に伸びた枝に咲かせるので、冬の間は自由に剪定できます。逆に初夏以降はなるべく剪定は控え、飛び出した枝を切る程度にとどめます
肥料:春に緩効性肥料を与えますが、肥沃な土なら特に与えなくても花をつけます
病害虫:特に気になるものはありません

セイヨウニンジンボクのデータ

科名:クマツヅラ科
分類:落葉低木
原産地:南ヨーロッパ~西アジア原産
大きさ:背丈1.2~2.5m 横幅1.5~2.5m 葉10~15cm前後(対生)
主な見所:花(6月~11月)