サルビア・スプレンデス
サルビア・スプレンデスの特徴
たんにサルビアといえばスプレンデスの赤い花をさすほどポピュラーです。筒状のガクから花を伸ばします。花はすぐ終わってしまいますがガクは長く残ります。薄紫や桃色といった変わった花色もありますが、スプレンデスの魅力はやはり燃えるような赤花になるでしょう。葉も濃緑色なので赤花との対比はよく目立ちます。丈夫で、花期が長く花もちもよいので花壇にピッタリですが、全体的にちょっと大振りな感じで自然な感じはありません。そのため整形花壇によく用いられています。寒さに弱く一年草扱いするのが普通ですが、暖地では多年草として出回る寒さにやや強い品種もあります
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:やや多め
育成環境:鉢植えは水切れに注意
寒さ:弱い 一般種は一年草扱いに、バン・フューティーなど寒さに強い品種は霜よけすれば暖地でなら屋外で冬を越すことも多い
季節・開花時期:5~12月
サルビア・スプレンデスの育て方
日当たりと、水はけ水もちのよい場所に植えれば、花がら摘み程度で手間はかかりません。半日陰でもそれなりに育ちますが徒長しやすく好ましくないです。葉が大きく蒸散が激しいので、とくに鉢植えの場合は水切れに注意します。生育初期に摘心を行って枝数を増やすとこんもりした姿になります
管理:花がら摘みを行うと株を美しく保てます。切り戻しは7月いっぱいまでに行なうと秋に再び美しく咲きます
肥料:肥料食いがよいので、元肥と液肥を併用して株の勢いを維持します
病害虫:ハダニはやっかいです。葉裏に水をかけるなどして予防しますが、ひどい場合は殺ダニ剤をまきます。アブラムシも発生しますが被害は少ないです
サルビア・スプレンデスのデータ
科名:シソ科
分類:春まき一年草(扱い)・常緑多年草
原産地:南アメリカ
大きさ:背丈25~50cm 横幅30~60cm
主な見所:花(5~12月)