ガーデン用品屋さんの花図鑑 エビネ

エビネ

エビネの特徴

多数の品種がそろう人気の山野草です。種類や品種によっては性質の弱いものもありますが、普及している園芸品種は丈夫なものが多く地植えでも容易に育てられます。一般的には春咲きのエビネの改良・交雑品種がよく育てられています。原種も出回っていますが、キエビネやナツエビネなどを除けば趣味人向けといえます。花は穂状に咲かせ、控えめながらもラン科特有の美しい姿です。葉は左右に大きく広がり葉脈がよく目立ちます。株はロゼットタイプでバルブ(塊茎)がつきます。根は「エビ根」の名のとおり太くなります

育てやすさ:★★~★★★ 一般種は丈夫なものが多いが、品種や種類によっては性質が弱いものがある
日光:半日陰を好む
水やり:適量
育成環境:適湿環境を好み、過湿も強い乾燥も、どちらも苦手
寒さ:強い
季節・開花時期:4~5月 ※ナツエビネのみ8月

 

エビネの育て方

木漏れ日が当たるような半日影の、水はけのよい土の場所が適地。明るい日陰でも育ちますが花つきは半日陰の方がよいです。夏に直射光が当たるようなら遮光して葉焼けを防ぎます。通気性の悪い土だと上手く育ちません。粒状の鹿沼土や桐生砂などを混ぜて改善します

管理:普段は特にすることはありません。花が終わったら花茎ごと切り取ります。鉢の場合は3年に一度程度植え替えます。植え替えの際にバルブを切り離す時は、消毒したハサミを使いましょう
肥料:春と秋に緩効性肥料を与えます
病害虫:ウイルス病が厄介です。かかったら株を破棄するしかありません。症状は葉がまだらになり、まるで斑入りのようになります。花に斑点が入ることも。予防は病気を媒介するアブラムシを駆除することですが、完全な防除は難しいです。他の病害虫には比較的強いですが根ぐされや葉焼けに注意

 

 

エビネのデータ

科名:ラン科
分類:常緑多年草
原産地:日本・東アジア原産(園芸品種)
大きさ:背丈20~40cm 横幅20~35cm
主な見所:花(4~5月)※ナツエビネのみ8月