ガーデン用品屋さんの花図鑑 ムギワラギク

ムギワラギク

ムギワラギクの特徴

写真のように花の開ききる前の姿がおもしろい花です。その後外側から徐々に花が開いていき、最後にはポンポン咲きになります。花色は豊富に揃い、花はカサカサしていてドライフラワーに最適です。葉は長楕円形。株は直立し、茎が硬くて切花に向いています。50cm程度の矮性種もあります。日本では通常一年草として育てられています

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:やや少なめ
育成環境:湿気のある環境は苦手
寒さ:普通
季節・開花時期:5~9月

 

ムギワラギクの育て方

日当たりと水はけのよい場所が適地で、その他の条件はあまり選びません。放任気味で育てて、構いすぎないようにします。苗で出回ることが少ないですがタネからでも楽に育ちます。直まきもOKです。東京以西では花期が前後しますが春・秋どちらでもまけます。ただし秋まきは冬の間保護が必要です。寒さや高温多湿にやや弱く、一年草扱いされることが多いです

管理:花がらは摘み取ります。秋まきの場合は大きくなりすぎる前に摘心を行います
肥料:元肥に緩効性肥料を控えめに与えます
病害虫:アブラムシが発生するので駆除します。発生率はやや高め
タネから:タネはやや細かめ。芽だしは良好で直まきもできます。冬に保護しなくてよい分、春まき夏開花の方が管理は楽です

 

 

ムギワラギクのデータ

別名:帝王貝細工、ヘリクリサム
科名:キク科
分類:常緑低木(秋・春まき一年草扱い)
原産地:オーストラリア
大きさ:背丈50~120cm 横幅25~45cm
主な見所:花(5~9月)※タネまきの時期によって変化します