テーブルヤシ
テーブルヤシの特徴
熱帯雨林の林床で自生している陰性のヤシ。葉は濃緑の小さめの羽状葉で、それらが立ち上がって株立ち状になります。「テーブル」の名の通り、株が小さいうちは葉も小さく扱いやすいですが、大きくなるとボリュームも出てとても立派になります。耐陰性が非常に強く、蛍光灯下でも維持できるほどです。また、水にも強く、テラリウムやハイドロカルチャーでよく用いられています
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物 ヤシ類の中では珍しく室内栽培に向いている
日光:半日陰~日陰を好む 直射光は葉を傷める。明るい日陰でも充分育つ
水やり:やや多め
育成環境:乾燥に弱く、湿度が多い環境を好む
寒さ:弱い 室内で冬越しするが寒さには強い。3℃程度必要。
季節・開花時期:周年
テーブルヤシの育て方
耐陰性があり室内栽培でも無理なく育ち、日陰でも緩やかながら成長していきます。逆に、直射光は葉焼けするので避けます。水を好み乾燥は大の苦手です。土が常に湿っているくらいでも大丈夫で、抽水栽培も可能です
管理:あまりすることはありません。枯れた葉は根元から切り取ります。時々、葉のほこりを取るために上からジョウロで水をかけてやるとよいです
肥料:あまり必要としません。葉面散布肥料を葉水代わりに、思いついたとき与える程度で十分です
冬越し:土は少し乾かしぎみにしますが、霧吹きは続けます。水栽培のものは水を抜かずに育てたほうが結果がよいです
病害虫:ほとんど発生しません。水切れと湿度不足に注意
テーブルヤシのデータ
科名:ヤシ科
分類:常緑低木
原産地:中央アメリカ
大きさ:背丈15~50cm 横幅15~60cm
主な見所:葉(周年)