シバザクラ

シバザクラの特徴

根際から細かく枝分かれした茎に花をたくさんつけ、開花最盛期はとても目立ちます。花はサクラのように五つの花弁の先が欠けています。花色違いのほか、絞り咲きなど改良品種がいくつかあります。葉はやや濃いめの緑色で細い線状。株は地を這うように横に広がり、花のない時期も優れたグランドカバーになります。乾燥にとても強い反面、日照不足や湿気にはとても弱いです

育てやすさ：★★簡単　比較的丈夫な植物　条件が合わないと枯れてしまうこともある
日光：日向を好む
水やり：少量
育成環境：乾燥した環境を好む
寒さ：強い
季節・開花時期：３～５月
主な品種：多摩の流れ、スカーレットフレーム、リトルドット

シバザクラの育て方

日当たりがよくて乾燥気味の場所で育てます。土はやせていてもかまいません。適地に植えられたなら放任しても勝手に増えていくほど丈夫に育ちます。この環境が用意できない場合、育成は難しいものになります

管理：普段は放任でかまいません。夏に蒸れるようなら枝を切り詰めます
肥料：花後の春に控えめに肥料を与え、秋にも控えめに追肥します
病害虫：湿った場所ではナメクジに食われやすい

シバザクラのデータ

科名：ハナシノブ科
分類：常緑多年草
原産地：北アメリカ
大きさ：背丈５～１５cm　横幅３０～１００cm
主な見所：花（３～５月）